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​空家の現状
 2013年(平成25年)10月1日現在における日本全国の総住宅数は約6063万戸でそのうち空き家数は約820万戸と言われています。5年前に比べて約63万戸(8.3%)増加し、空き家率(総住宅数に占める割合)は13.5%と空き家数、空き家率共に過去最高となりました。
5年前と比較して空き家は約63万戸増加しましたが,内訳は一戸建の空き家が約49.6万戸で79.0%を占めており,長屋建が約3.9万戸(6.2%)、共同住宅が約8.9万戸(14.2%)、その他が約0.4万戸(0.6%)と、一戸建の空き家の増加が著しいことが分かります。
空家数グラフ.png
​空家の問題
 空家の原因は様々です。
 相続で取得した不動産の管理が行き届かない場合や人口の減少と反比例し新築住宅が増加する中、中古住宅が残ってしまっている事。また別荘地として戸建てやマンションを購入したがあまり訪れずに放置している等。
 所有者が現状使用していない不動産を管理し残す理由もあるかとは思いますが、管理できていない不動産に関しては多くの問題点もあります。
 代表的なものとして「地震・風災による倒壊や破損のおそれ」、「草木の放置や猫等の糞の影響による害虫や悪臭」、また「空き巣の被害や不法占拠、最悪の場合は放火等」が近隣住民へ悪影響を及ぼす可能性が十分にあります。
 こういった問題点により、2015年(平成27年)2月に「空家対策特別措置法」が施行されました。
​ 特に危険と判断された空家の場合、特定空家等に指定され所有者は自己負担で早急に改善しなければ、行政からの強制対処(除却等)を求められることになり、土地の固定資産税に対する特例措置も外されて税負担(最大4倍程)が増すこととなります。
​空家の活用
 空家の不動産を所有されている方の中には管理したくてもできず、また活用(売却、収益不動産)したくてもどのように行えばよいかわからない方がおられるかと思います。
 老朽化により現状使用困難な不動産の売却や、賃貸収益を得る為に始める事など。
 活用に関してご興味のある方はご相談を承ります。
​ その他活用に掛かる費用や条件等、どのような方法が一番所有者に合っているかをご提案させて頂きます。
 是非一度、お気軽にご連絡下さいませ。
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